宮津まごころ市組合　組合長

瀬戸 享明さん

• 入組年：2016年
• 主な出荷品目：農産物全般（野菜・米・もち米）、海産物（ゆでダコ、ワカメ）

自慢の地元産品をどうぞ

宮津には肥沃な土壌があり、海もプランクトンが多く栄養豊富な宮津湾があります。陸でも海でもおいしいものがとれるこの地で、農家と漁師のくらしを楽しんいる私。教職を離れてから宮津まごころ市組合の組合員になりました。

最初に出荷したダイコンはひげ根だらけでしたが、出荷歴の長いベテラン農家さんに「梱包やパッケージなどの見た目も大事」だということを教えてもらい、今では、目の肥えたお客様にも選んでもらえるようになりました。私を含めて出荷者は皆プロ意識を持って、取り組んでいます。

おいしいものを食べると人は幸せになる。その幸せの源にある「食材」を生産しているという自負も最近、芽生えてきました。そして「あの野菜、おいしかった！」という言葉を聞いてしまったら、またがんばってしまうのです。

宮津まごころ市組合　役員

内方 誠さん

• 入組年：2013年
• 主な出荷品目：農産物全般（施設野菜）

野菜作りの勉強に終わりはありません

専業農家として他の生産者と同じものを普通に作っていたのではおもしろくないので、トマトやキュウリはビニールハウスで長期間の収穫に挑戦しています。直売所の棚がいつも賑やかになるように端境期を作らないようにしたいと思っています。野菜も米も1年に1回のペースでしか作りませんから、まだまだ勉強中なのですが……。

商品棚のキレイな見せ方なども組合で研修旅行に行き、いろいろな直売所を見て研究しています。

母の実家がある宮津は幼いころから親しんだ場所。会社勤めをしていた頃、楽しそうに農業に取り組む方々を見て、自分もそんなふうに仕事がしたいと思ってました。その後、Iターンで就農しましたが後悔したことはありません。肉体的にはキツいですが、寝て休めば体は元気になりますから。

宮津まごころ市組合　副組合長

和久田 智司さん

• 入組年：2005年
• 主な出荷品目：農産物全般（施設野菜・米・もち米）、加工品（丸もち、ヨモギ・豆もちなど）

ちょっぴり珍しい野菜に挑戦しています

この道40年の専業農家です。多いときは10品目くらい、前日の夜10時ごろまで選別、梱包して、朝持ってきます。お客様が待っていると思うとやめられませんから。

私は減農薬で肥料は油粕だけで作る特栽米「つやっこ米」のほかに、もち米やお餅も作っています。お正月用に出荷していましたが、最近ではお宮さんのお祭り用のお持ちの注文も入るようになりました。

この直売所が建つ以前、月に1回、地元の農家が集まりテントを張って野菜を対面販売していた頃から出荷しています。ここは地域で作ったものを地元の人に食べてもらいたいという農家の思いから始まった直売所なんです。

直売所の基本精神は地産地消なので、地元の人に愛されることが一番かなと思っています。生産者もお客様もどちらも幸せになれる直売所を目指しています。